壁紙(クロス)の達人

壁紙(クロス)用語集

腰壁
腰壁とは腰高よりも下の壁のことを言います。
一般的には上下で壁の仕上げが違う場合の下部のことで、上が漆喰や壁紙で、下は板材を張りめぐらせた仕上げになっているのが基本です。壁は腰高から下に汚れや傷が発生しやすいため、下部に木を使って守るのです。高さはだいたい90cmぐらいでしょう。
欧米では外ではいていた靴をそのまま室内でもはくため、汚れが着きやすいことから生まれたものですが、欧米らしいインテリアのスタイルが日本でも根強い人気となっています。
リビングルームでは明るめの木を使い軽快な空間に、寝室には濃いオークやチェリーを使えば重厚で高級感のある部屋を作ることができます。

ことに、17世紀から18世紀のアメリカには、オランダやイギリスなどからの入植者が、ヨーロッパ調を基調とし、暖かみのある住宅を多数造りました。
コロニアル(植民地)式などと呼ばれる建築形式の中で、腰壁も親しまれ、より洗練されていったのです。

ペットが壁をひっかいても大丈夫なようにと腰壁を選ぶ人もありますし、また、最近人気のアクアリウム(熱帯魚の水槽)などで、壁に水が飛びやすいという理由で、壁紙ではなく、部屋の下部には腰壁を採用する、という場合もあるようです。
腰壁には、壁を守り、生活を快適にする力があるのです。
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